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704 Sam

サム(サミュエル)・ウィンチェスター (Samuel “Sam” Winchester)

演:ジャレッド・パダレッキ
日本語吹き替え:1、2:成宮寛貴、3、4、5:内田夕夜

人物解説[]

出身地:カンザス州ローレンス市
生年月日:1983年5月2日
ディーンの4歳年下の弟。横暴的な性格の兄ディーンとは違い真面目で丁寧な性格。ディーンとは対照的に音楽などの趣味は今時のものを好む。
彼もまた父や兄と一緒に闇の勢力を狩っていたが、その生活に疑問を抱き、四年前から「普通」の一人暮らしを始める。恋人のジェシカと出会い、そしてロースクールへの進学も決まっていた。そんなある日、彼の元に兄ディーンが現れる。それっきりという約束で狩りを終えジェシカの元に戻るが、母と同じように彼女を殺されてしまう。
正義感が強くたとえどんな状況でも決して折れない強い信念の持ち主。だが、目的を果たすためならどんな危険をもかえりみず実行に移し、リリスを倒すために悪魔の力に手を染め、その力そのものによる自身の悪魔化というリスクすら気にも留めなかった。このように自身の強すぎる信念こそが最大の危険性と作中で様々な人物から指摘されている。
超能力者(選ばれし者)であり、予知能力がある。また、念動力を使えることもある。その能力が悪魔の計画に端を発したものであり、そのために母と恋人が殺されたことを知りショックを受ける。狩りの途中で再会した父が瀕死の重傷を負った兄ディーンを救うため、悪魔と取引をし死亡。そして、ディーンも自分を救うために悪魔と取り引きをして僅か1年の命となってしまい、そのことに苦しむ。
自分を守るために父と母が命どころか魂までも擲ち、唯一の肉親となった兄もまた1度は絶命し失いかけたため、兄ディーンはこれまで以上に重い存在となっている。他の「選ばれし者」は1つの能力しか持たないが、サムは複数の能力を持っている。ディーンを生き返らせた天使カスティエルによれば、危険な道を進む危機に直面しているらしい。ディーンが復活するまでの4ヶ月も彼が蘇ってからもルビーを信じきれないが、彼女と共に悪魔を狩り続けた。
シーズン4の最終話でリリスに復讐を果たし、殺すことに成功したが、実はリリスこそ66の封印の最後の一つであったために、それとは知らずにルシファーを蘇らせてしまう。つまりディーンが最初そして自分がルシファー復活の為の最後の鍵を解く結果となってしまった。自分が魔王ルシファーの器だと知り、自分が犯してきた数々の罪に気づかされ自分を見つめなおさなければならないと考え、別行動をディーンに提案し、去った。ルシファーには悪魔に与えられた超能力及びルシファーの器であることを指摘されそれらが神の定めによる運命、自分が生まれながらに悪魔の子であったと告げられるがこれらを拒絶、自分自身という運命にあらがおうと決意し戦線に復帰する。
戦いの末、ルシファーが自分に憑依したことを逆手に取り、四人の騎士の指輪の力を使い自分もろともルシファーと地獄の牢獄に封印される。
実はこの直後悪魔クラウリーにより肉体だけが地獄より解放されている。
それから一年たったシーズン6の前半においては、心無き人形と化した肉体が「サム」として地上で活動しているがサム本来の魂は依然として地獄に幽閉されておりカスティエルによればもう精神が崩壊している危険性があった。
シーズン6第11話「Appointment in Samarra」では四騎士の「死」が地獄での記憶シャットアウト出来る防壁のようなものを内蔵させたままサムの魂を地獄から開放、肉体に吸い込まれていくように消える描写があったがサムのその後の安否は現在不明。
(ただし、死によるとこの防壁は決して強くはないらしく、サムが強く念じ、思い出そうとすればたちまち崩れてしまい、そうした場合、地獄での記憶が呼び起こされサムの精神は崩壊し廃人となる)
ディーンやジョンには"サミー"とよく呼ばれている(本人はこの呼び名を一番嫌っている)。

サム (シーズン6)[]

ルシファーが封印された直後クラウリーによって心を抜かれ肉体だけ蘇ったサム。記憶は持ち合わせてはいるものの心が取り除かれている為サム本来としての感情や思考回路が無く本当のサムなら絶対にしないであろう行為を行うなど厳密に言えば別人格である。心が無いため恐怖などの感情が一切無く、どんな状況でも臆せずに感情ではなく理に適い最善と思う行動を取る。ただし心が抜けているため情けなどの人間の感情によるもっとも当然で基本的な行為をしらず、自身が敵と見なせば容赦ない。このように人間としての一般的な思考が通じず危険でありカスティエルからも「人間と呼べるかどうか疑わしい」とされている。善悪の区別すら知らないがディーンに協力するのはサムならこうするであろうという「記憶」によるものである。 当初は本来のサムとしてディーンに近づいたが後にカスティエルにより心が無いことが明らかとなる。その後はディーンに監視されながら彼がサム本来の心を取り戻すのに半ば協力させられるが、その時点で本物のサムの魂は地獄の最下層でミカエルとルシファーと共にあり、通常の地獄より何倍もの苦痛を受けたサムの心は精神共々崩壊しており今の状態のまま心を肉体に戻せば肉体は生きたまま精神的に死ぬ(つまり廃人になる)危険性があり、これを知ると心を戻せば本来のサムも死ぬし自分自身も消えてしまうためどちらのサムにとっても得が無くディーンに協力することを拒否した。
シーズン6開始以前及び序盤ではディーンとは別行動を取ることが多かったため移動には新車の2008年型ダッジ・チャージャーを使用。
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